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新築戸建て住宅の断熱対策【外断熱・内断熱】とは

エコハウス、優良住宅、省エネ住宅・・・

環境に優しい家づくりが絶対となった現代において、住宅の断熱性や気密性というのは非常に重要視される事となりました。
ここでは、戸建て住宅における「断熱」の基礎知識や、断熱性を高める為の施工方法【外断熱】と【内断熱】についてその違いや特徴などを紹介します。

住宅における断熱性

戸建て住宅を建築する際には特に、断熱性能が重要視される傾向にあります。では何故それほどにも断熱性が大切なのでしょうか。

断熱の役割

四季のある日本では、夏は暑く冬は寒いです。そして高温多湿と呼ばれる気候。こういった環境において、快適な住まいを手に入れる為には断熱が欠かせません。
夏は外の暑い空気を中に入れない。逆に冬には冷たい外気を中に入れない。そして通年を通して、家の中の快適な温度を外に逃がさず保つという事。これが非常に大切と言えます。
家の中の空気や室温が快適であれば、冷暖房を使う機会も少なく済み、エコにつながります。
外気温と室内の気温の温度差が小さくなる事、あるいは断熱材の効果でそういった温度差のある空気が接触しないように配慮する事で、結露を防ぐ事ができます。
住宅に断熱を施す事は、快適な住まいを手に入れる上で絶対的な条件であると言えるのです。

長期優良住宅に認定される為に

住宅ローン控除の優遇を受ける事ができる、あるいはフラット35では低金利でローンを組む事ができるといったメリットのある、長期優良住宅。
“長く、安心して快適に暮らす事のできる家”というのが長期優良住宅の基準ですが、平成21年に開始された「長期優良住宅認定制度」という制度の基準をクリアして認定されると、これに該当する住宅として認められます。
そしてこの基準の中の“省エネルギー対策”の項目において断熱性が審査基準となっているのです。

断熱等性能等級4の実態

長期優良住宅に認定される為に必要な省エネルギー対策項目の判断基準である“断熱性能”において、その合格基準は【断熱等性能等級4】です。
この性能の測定基準は、実は同じ日本国内でも気候の違いがある事から地域により異なるのをご存知でしょうか。
測定基準となるのは【平均熱還流率】と【平均日射熱取得率】という項目で、これらの数値ができるだけ小さい事が断熱性の高さを表すと判断されています。
国土交通省が定めるこの“等級4”は、最新の省エネ基準であり“最高ランク”であるイメージがありますが、実は日本は諸外国に比べると断熱性についての基準が低いのが現実です。
「等級4をクリアする住宅を建てれば安心」ではなく、断熱性についてご自身で知識を身に着けた上で設計や建材選びなどを行い、より安心して快適に過ごす事のできる住まい作りを進める事をオススメ致します。

断熱材とは

家を建てる際に、断熱性能についてしっかりと対策を行う事が大切である事がわかりました。ではその断熱の効果をもたらす為の“断熱材”とは一体どのようなものなのでしょうか。

繊維系断熱材

素材を繊維状にして形成した断熱材を繊維系断熱材と呼んでいます。繊維と繊維の隙間に空気を閉じ込めるという仕組みの断熱材です。繊維系断熱材の中でも、鉱物を人工的に加工して作られたものを「無機繊維系(鉱物繊維系)」と呼び、古紙や羊毛といったものを加工して作られたものを「天然繊維系(木質繊維系)」と呼んでいます。
無機繊維系の代表的なものとしては、最もスタンダードで価格も安価なグラスウールや優れた吸音性能も期待できるロックウールなどが挙げられます。
天然繊維系には、古紙を使ったセルロースファイバーや木材などの植物繊維を使ったインシュレーションボードなどがあります。

発砲系断熱材

プラスチックなどを発砲させたもので、細かい気泡の中に空気を閉じ込めるタイプの断熱材です。閉じ込めている泡の大きさや数によってもその断熱性は異なり、高機能なものだと断熱性を上げる為に専用のガスを充填しているものもあります。
柔軟性や断熱性、防水性に優れた高発泡ポリエチレンや、フロンガスを発泡剤として加えて造られた高い断熱性が期待できるウレタンフォームなどが有名です。

外断熱と内断熱

断熱材を使って住宅の断熱性能を上げる訳ですが、断熱の為の施工方法は大きく分けて2つ「外断熱」と「内断熱」とがあります。これは、断熱材を建物のどこに設置するかによって外断熱の工法なのか内断熱の工法なのかに分けられます。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので紹介します。

外断熱

外断熱は、建物全体を断熱材で包み込むイメージです。断熱材で住居が覆われる為、熱を逃がすリスクが少なく、更には防湿性の高さも期待できます。
また、防湿性の高さに加えて、室内の空気と外気の温度差が少なくなる為、結露を防ぐメリットにもつながります。

外断熱の工法は更に2種類に分けられます。

1つは「湿式工法」
これはコンクリートに断熱材を密着、あるいは接着させる工法です。軽量で透湿性のある素材が採用されます。

2つめは「乾式工法」支持金具を設置して断熱材を施工していく工法です。外壁材と断熱材との間に水蒸気を逃がす為の通り道を設けているのが特徴で、湿気がたまる事による建材への悪影響を防ぐ効果が期待できます。

外断熱に使われる断熱材としては、発砲ポリスチレンやウレタンといったボード状の断熱材が向いていると言われますが、現在では技術の進歩やコスト面での観点からか、断熱材のスタンダードである繊維系断熱材も採用されている例が多くあります。

内断熱

建物をすっぽりと包み込む外断熱に対して、内断熱では建物の構造部(柱など)よりも内側に断熱材を挟み込む工法です。柱や間柱の隙間に断熱材が入れられる事が多く、施工費用は外断熱よりも安価な傾向にあります。
施工のしやすさや価格の関係で、一般的には外断熱よりも内断熱の方に人気があるのが実態です。

施工が容易である反面、筋交いやコンセントや水道の配管といった細かな部分には断熱材が入れられない場合があり、部分・部分で断熱効果が低下する懸念もあります。
また、気密性においては外断熱よりも低くなる傾向にある為、結露の懸念もぬぐい切れません。

外断熱・内断熱の比較

外断熱のメリット

  • 気密性が高く、結露が起こりにくい
  • 結露が起こりにくい為、カビや錆、害虫の被害といった建物そのものに与えるリスクが少ない
  • 柱などの構造部分まで保護される為内部構造が傷みにくく、長い目で見た時に安心

外断熱のデメリット

  • 施工費用が高く、効果を最大限発揮する為に適した素材を選ぶとなるとコストが気になる
  • 外壁が分厚くなる為、敷地面積が狭い場合には適さない
  • 高気密で高断熱になる分、換気対策が必要

内断熱のメリット

  • コスト面で外断熱よりも安価
  • 柱の間に断熱材を設置していくので、外壁に厚みが出ない。狭小住宅でも施工可能
  • 施工件数が多く一般的な工法なので技術面も安心

内断熱のデメリット

  • 外断熱に比べて気密性が低い為、内部結露の心配がある
  • 内部結露が発生すると住宅の基礎部分の劣化につながる為住宅の根本に被害が及ぶ可能性がある
  • 施工件数が多い反面、細かな箇所の手抜き施工等による欠陥住宅の事例も多い

まとめ

戸建て住宅における断熱・断熱材やその施工方法について紹介しました。
“外断熱”を売りにしているハウスメーカーや工務店もありますが、例えば外断熱でもその厚みが薄い場合には外断熱のメリットを十分に発揮できない場合があります。
逆に内断熱の施工にして、20年経った時に家の内部をチェックしてみたら、あちらこちらの柱が腐朽して住宅の安全性に危害を及ぼす事が発覚するという場合もあります。

断熱材の施工は、簡単にできるものではない為、設計の段階からしっかりと計画を立てて選び、決めていく事が大切です。
重要なのは勧められるままに決めるのではなく、その工法や素材について正しい知識を持ち、住んでいる地域や環境に適したものを選ぶ事です。
大切な家を守り快適な住まいを手に入れる為に、是非、正しい知識を持って家作りを存分に楽しみましょう。

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