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戸建て住宅の建築工法あれこれ … プレハブ住宅編 その3

引用:大成建設ハウジング公式HP

戸建て住宅を注文、あるいは購入するとき、地域の中小工務店などが建てる木造住宅か、大手ハウスメーカーが得意とするプレハブ住宅といった、住宅の建て方、いわゆる「工法」をどうするか、住まい手が選択することになります。この稿ではプレハブ住宅の工法別の特徴、工法ごとのメリット・デメリットを整理し、コンクリートプレハブ工法について説明します。別の稿で木造住宅、木質・鉄骨系プレハブの工法について説明します。
なおどの工法が一番良いということはなく、自分が住まいに何を求めているか、相応しい住空間や、周辺環境などによっても判断は分かれるところかと思います。あくまで参考程度にお願いします。

日本独自のプレハブ建築工法 コンクリート系プレハブ工法とは


(引用:プレハブ建築協会公式HP)

コンクリート系プレハブ住宅は、「プレキャストコンクリート(PC)」と呼ばれる、コンクリートの壁パネルを工場であらかじめ製作し、それを現場へ運んで設置、組み立てる工法です。部材を工場で生産し現場へ運んで組み立てる、といったところは木質系・鉄骨系プレハブ住宅と同じです。
そもそも鉄筋コンクリート造は構造的にも強く、高性能であることは広く認識されていましたが、施工管理が難しいことから、住宅には不向きとされてきました。ですが、工場生産によるPC工法でコストを抑えつつ、現場施工比率を下げることで、施工品質を高めることに成功しました。

PCコンクリートパネルは、予め設置された型枠に配筋を行ない、配線・配管用部品などを組み込んでから、コンクリートを打設して生産されます。現場では基礎工事完了後、工場から搬入されたPCコンクリートパネルで床・壁・屋根が組み立てられ、接合部分などあらゆる点に注意をはらい検査が行なわれます。
パネルが組み立てられた後、屋根防水を行ない、内部造作・外部仕上げが行なわれ完成するわけですが、コンクリートという材質上、コンクリート系プレハブ住宅は耐久性・耐火性・耐震性・居住性に優れた特徴を持っています。

コンクリートプレハブ工法のメリット・デメリット


(引用:大成建設ハウジング公式HP)

コンクリート系プレハブ住宅を代表する、大成建設ハウジングの「パルコン」シリーズでは、1000℃の火に2時間さらされても耐力が低下しない標準厚さ140㎜のコンクリートパネルを採用。延焼をくい止めるとともに、内部出火の拡大も防ぎます。加えて、遮音性や断熱・気密性にも優れています。
構造は鉄筋とコンクリート壁パネルによる「壁式鉄筋コンクリート構造」で、横方向から加わる力を、床・壁・屋根の面全体に分散させ、建物のゆがみや揺れを最小限に抑えます。
垂直につなぐ接合部には、高層ビルなどにも使われる「一体化スリーブ工法」を採用し、横方向の接合にも同社独自の強固な接合方法で繋ぎ、高い強度を実現します。

デメリットとしては、日本の高い湿度による内部結露となりますが、各メーカー独自の換気システムにより結露の問題をクリアしており、パルコンでは、24時間換気システム「タルカス-M」を採用し、家全体を快適な空気環境に保っています。
そして価格面ですが、パルコンの坪単価は、ビルトインガレージ込みの3階建てのプランが90万円台で、他のプレハブ工法との比較で価格の高さに加え、標準工期は150日と、決して短工期ではない点に注意したいところです。コンクリートは、戸建て住宅としては高額になるため、手掛けるメーカーが僅かしかなく、すべてのプレハブ戸建て住宅に占めるコンクリート住宅のシェアは3%以下しかありません。

代表的なメーカー


(引用:大成建設ハウジング公式HP)

大成建設ハウジング

スーパーゼネコンの大成建設グループ傘下のコンクリート系プレハブ住宅メーカー。元々は大成建設の住宅部門が1968年にプレキャストコンクリート住宅の販売を開始。その後大成建設から独立し2006年に現社名に変更。
コンクリートプレハブで最大手。ブランド名は「パルコン」で、同社が供給するすべての戸建て住宅商品にパルコンの名を冠する。
主に小・中型敷地の都市型住宅に強みを持つが、広い敷地の邸宅シリーズ「パルコン グレイス」、ヨーロッパ風のユーロシリーズ「パルコン フルール」なども展開。


(引用:大成建設ハウジング公式HP)
写真は同社の都市型住宅「パルコン・ウォール」。

レスコハウス(㈱ヒノキヤレスコ)

1966年創業。PCプレハブ工法では歴史が古く、首都圏を中心にこれまで1万5000戸以上の供給実績のある、コンクリート系プレハブメーカー。商品ラインアップは、自由設計住宅の「キューブ・フィット」、企画住宅「キューブ・セレクト」、賃貸併用住宅「タウン・コード」などがあります。
2016年、埼玉県地盤のハウスメーカー「桧家住宅」などからなる、桧家ホールディングス傘下に入りました。桧家住宅は独自の空調システム「Z空調」を保有しており、同社グループ入りにより、コンクリート住宅の欠点だった内部結露を改善するとともに、省エネ性能を格段に高めることに成功した。


(引用:レスコハウス公式HP)
写真は同社の主力商品、「キューブ・フィット」。

まとめ


(引用:大成建設ハウジング公式HP)

いかがでしたでしょうか。コンクリート系プレハブ工法は、木質系プレハブと鉄鋼系プレハブの二大勢力の陰に隠れがちですが、コンクリート打ちっぱなしの外観を、現場施工比率を抑えたプレハブ工法で建築することは、安全を担保することに繋がります。
多くのプレハブ住宅メーカーらに加えて、木造軸組工法・ツーバイフォー工法もありますから、是非お好きな工法・メーカーをお選びいただきたいと思います。

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